L'Arc-en-Ciel(ラルク・アン・シエル)アンオフィシャルファンサイト
a swell in the sun
時と共に 膨張する太陽 時間の渦は容赦なく 私を迷宮へと追いやって
命と共に 膨れ上がる罪 私はずっと彷徨ってきた 罪を枷に 巡り巡る遠い道
歩めど歩めど 果てなど見えぬ
誰ニソレガ 断チ切レヨウ?
おお、なぜ彼は 私に進むべき道を 教えてはくれない?
おお、なぜ彼は このような仕打ちを やめてはくれない?
太陽は恒星である。恒星は自らを燃やすことで光を発し輝く。そして日々の燃焼の中で少しずつ膨張し、気の遠くなるほどに長い時間を経過した後、爆発し、その寿命を終える。
私たちは、太陽のもとで偶然に偶然を重ねて生を受けた。太陽の生まれたそのときに、私たち生命体の時間が始まったといっても過言ではない。太陽のもたらす奇跡は絶え間なく地球上に降り注ぎ、いのちの時計を回してきたのだ。
生きることは罪を重ねることである。
生命体が世代を重ねるにつれ、その身に負わされた罪も重く逃れがたく人類にのしかかってきた。
過去から現在に至るまで浄化されることの無かった罪と苦しみは、既に私たちの命の奥深くに焼き付けられている・・・
しかし誰にも止められない、罪は人の生きてきた歴史の分だけ膨れ上がり、生命と共に伝えられていく。
- 「swell」膨張。内部からの圧力で膨らむこと。
- 「sun」太陽。
- 「time」時間、時
- 「rush」〜をせきたてる、急がせる。
- 「travel」行く、旅行する
- 「into」〜の中へ
- 「labyrinth」迷宮、迷路
- 「sin」道徳上の罪。神の掟に背くことが原義。
- 「have come」現在完了継続、(過去から今に至るまで)やってきた
- 「a long way round」輪になった長い道
- 「with」〜をともなって
- 「sense」様々な意味を持つがここでは、自覚、観念。
- 「sense of it」罪の意識、罪の自覚(it = a sin)
- 「never」決して〜ない。
- 「be able to〜」〜することが出来る
- 「get rid of〜」〜から抜け出す、免れる取り除く
- 「why」疑問詞。なぜ?
- 「won't」〜するつもりのない(=will not)
- 「tell+人+A」〜にAを教える。
- 「way」道、方法
- 「stop」止める
2005/9/9