L'Arc-en-Ciel(ラルク・アン・シエル)アンオフィシャルファンサイト

I ---I always〜it was


I always play my guitar

「私は来る日も来る日もギターを弾く」

「always」いつも、毎日 「play my guitar」私のギターを弾く

逆らいがたい流れ、止まれない時代、飲み込まれる現実。雄大な河を前に何て人の儚いことでしょう。それでもギターを弾き続ける。来る日も来る日も引き続ける…。たとえ刹那にして消え行く音だとしても。

人としてあるべき姿なのではないでしょうか。「いつも」「自分自身」のギターを弾き続けることって。

(LORELEY / HEART)


I always see you in my dream

「私はいつも夢の中で君に会う。」

「always」副詞で、いつも。「see+(人)」で〜に会う。seeは意識してなくて目に見える、という動詞。よくよく見ようとするのはwatch「dream」は夢。「in a dream」(dreamの前に不定冠詞「a」が付く場合。)では、夢うつつの状態、夢心地、などの意味に。

(Sell my soul / ray)


I died then my instinct was born

「私は死に、そのすぐ後、本能が生まれた。」

「die」は死ぬ、という意味の自動詞。dieの過去形がdied。 「then」はその時、それから、と順序を示す副詞。 「instinct」は、生物がもともともって生まれた、何か行動を起こそうとする衝動、本能。 語源は「in(上に)+stinct(刺す)」。 理性をもってして社会の中で生きようとする人間の、奥底から突き上げてくる衝動、ということか。

理性を備えた一人の人間の人格崩壊「I died」と言っています。 そして理性の足かせが外れ、本能が個人の中で目覚めたこと「born」としています。

理性を失うことは、自己「I」を意味しています。けれどそれによって生まれた狂気とは、もともと自分のもっていた「instinct」であると気付くのです。

理性によって裏打ちされた「自己」と、その存在の強調をしばしば避けられる「本能」。社会の中で別々に扱われることの多いこの二つの概念も、もともと同じもんなんだぜ、隠したりすんなよ、という皮肉がこめられているように感じました。

(浸食 lose control / ray)


I feel love flies

「私は、愛情が空へ羽ばたくのを感じる。」

「I feel (that) I feel love flies」 「feel」は〜を感じる、という他動詞。この文ではthat以下のことを感じる。 「fly」は(鳥、飛行機などが)飛ぶ、(軽いものが)舞い上がる、 の意味を持つ自動詞。

「souls fly」で「魂は永遠に」と訳すそうです。 そう考えると「love flies」も「愛しい人のもとへ愛情が羽ばたいていく」という意味に「この愛情は永遠」という意味が掛けてあるのかもしれません。

fly永遠と訳す解釈については、エッセイ「愛は飛ぶ?」の方で詳しく考察してます。

(LOVE FLIES / REAL)


I float in cosmos for the place to return

「私は還るべき場所を求めて宇宙を浮かび漂っている」

「float」浮く、浮かぶ、という動詞。 「cosmos」秩序ある体系としての宇宙、または秩序、調和自体。 chaos(カオス、混沌)の対義語。 「for」方向、目的などを表す前置詞。〜に向かって、〜のために、〜を求めて。 「to return」前のplaceに対し形容詞的に用いられている不定詞。 「return」自動詞、戻る。「return to〜」〜へ戻る。returnの後の「to」は省略されている

(Cradle / ark)


I have been thinking about you

「僕はずっと君の事を考えているよ。」

「have been thinking」現在完了進行形継続用法。(過去から今にいたるまで)ずっと〜している。 「about」〜について。

「迷子になった幼い時のよう」な心細さや喪失感、不安を抱きながらの「さよなら」を迎え、今だ「君の事を考えている」とつぶやきながらも、最後には「遠い海原も」「この腕で」「渡って行くよ」との決意。

(a silent letter / REAL)


I lose control

「私は制御を失う。」

(浸食〜lose control〜/ ray)


I love you

「愛してる。」

(I'm so happy / 風に消えないで)


I said,"Loving you made me happy everyday"

「僕も分かったよ、毎日があんなに幸せだったのは君を愛していたからなんだって。」

「said」言うsayの過去形。〜を言った。 「Loving you」君を愛すること。愛するloveが動名詞化している。 「made A B」AをBの状態にする。 「happy」幸福である 「everyday」毎日

直訳では「あなたを愛することが私をも幸福にした。」

「いつの間にか眠りに途切れて消えた(彼女の)笑顔」をそのまま胸に抱いて歩みだす様が歌われます。彼女の笑顔はいつも僕を不眠にし苦しみを呼んでいたのに、彼女を「乗り越え」て眠りに落ちる瞬間に見た笑顔は、もう僕を悩ませていたあの笑顔ではありません。そして僕は幻に向かってやっとこう言うことが出来たのです。「僕も君を愛せて幸せだった」と。

こんな風に思える出会いって素敵ですね。ほんとはどんな別れだってこう言い合って笑顔で迎えるべきなのかもしれません。出会ったこと自体の奇跡が無駄にならないように。

(Feeling Fine / SMILE)


I think so

「僕もそう思うよ」

「think」〜だと思う 「so」そのように、このように

前述の「and she said」を受けて。 彼女が何を言い、僕がどう思ったのか。残念ながら歌詞中には語られません。

「もしかしたら?」というあおりなりの答えを、「FeelingFine」に見つけました。

(and She Said / heavenly)


I wanna hear you

「君の声を聴きたい。」

「wanna」「want to」〜したい。 口語的発音にならった表記で、 「うぉんと とぅ」→→「うぉんた」→→「うぁな」。 「hear+人」〜の話を聴く。声を聴いて存在を確かめる、というニュアンスがある。

「君の足跡は消えた」と表現される、なくなってしまった愛しい存在。たとえ「かなわなくても」、現実と幻の境目に君の声を求める。陽炎の果てに追うのは揺らめいて実体の無い、けれど現実味を帯びた君の存在。

(Brilliant Years / Vivid colors)


I want to fly,waitin' for sunrise

「朝日を待ちながら、空を飛びたい。」

「want to〜」〜したい。 「fly」飛ぶ、舞い上がる、の意味の自動詞。 「waitin'」「waiting」英語の口語的発音での表記。ネイティブではしばしばinggの発音はされないので英語歌詞中などではこのように表記される。 「wait for〜」〜を待つ。「for」は〜を求める、というニュアンスを含む。〜を求めながら待つ。 waiting〜の文は分詞構文で付帯状況(「〜しながら」)を表す。 「I want to fly and to wait for sunrise」と同じ意味。

(HONEY / ray)


I want to lick you around …seductive welcoming

「君をなめ回したい・・・一緒に堕ちてみないか」

「want to〜」〜したい。 「lick」なめる、なめて食べる、むち打つ、打ち負かす、など。 「around」周辺の運動を示し、「あちこちを、ほうぼうに」などの意味を持つ副詞。 「seductive」形容詞で、魅惑的な、誘惑的な、うっとりさせる、など。 動詞「seduce」に、人を誘惑し堕落させる、の意味がある。 「welcoming」歓迎。喜んで迎えること。

(THE NEPENTHES / REAL)


I want to see you

「あなたに会いたい。」

「want to」〜したい 「see+人」〜に会う。

(Brilliant Years / Vivid colors)


I wish

「僕は祈っているよ」

「wish」〜を望む。祈る。

「祈ってる僕なんかどうなっても、君がいつまでも」「幸せでありますように」とあるように、曲の中で延々と祈っているのです。

(I Wish / True)


I wish you're gone

「貴方なんて死んでしまえばいい」

「wish」他動詞。(hopeやwantに比べ不可能な、または可能性の低い困難なことを)切に望む。〜であればいいのに!(※wish以下は仮定法。wish you're=wish you were。) 「be gone」なくなる、消える、過ぎ去る、死ぬ(※goneには"行ってしまってもう2度と帰って来ない"という意味がある)

歌詞の中に「叶わぬ願い」とあります。自分だけが苦しんで、自分ばかりが憎しみに駆られて、相手の死を願ってもそれは「叶わぬ願い」。悲痛な叫びです。

(All Dead / Tierra)


I wish you're all dead

「殺してやりたい!死に絶えればいい!」

「wish」他動詞。(hopeやwantに比べて不可能な、または可能性の低い困難なことを)切に望む。〜であればいいのに! 「all」ここでは副詞(形容詞は"全ての")。(形容詞・副詞を修飾して)全く、すっかり、ひどく(※通例好ましくない形容詞の前で用い、意味を強調する) 「dead」死んでいる状態を指す形容詞。

消えない想い、と歌われた後にこの言葉。それは叶わぬ願いではあるけれど。またはこの「想い」を相手に対する慕情のことと取るならば、どんなに憎んでも汚らしい言葉をいくら吐き付けても、底には消えない「想い」があることとなり、なお一層狂おしい。

(All Dead / Tierra)


I'll say good luck

「さようなら!幸運を祈る―僕はそうして君から離れよう」

「will」は意思を含む未来「〜するつもり」や単純未来「〜するだろう」を表す助動詞。 未来を表すのには「be going to〜」も使われるが、後者は「近い未来に対して、話し手が確信をもって言う、または確定的な未来の事実を述べる」というニュアンスがある。(将来は医者になりたい、出産は2ヵ月後、etc) 「luck」ラッキーluckyの名詞。幸運、運、めぐり合わせ 「good luck」成功を祈る、万事上手く行きますように

自殺を図る男の別れ際の決意。

(It's the end / ray)


I'm a Lover!

「僕が君の愛の相手なんだ。」

「Lover」(男性の)愛人、情夫、恋人。深い仲になった恋人。I'm a lover boy参照。

(Lover Boy / SMILE)


I'm a lover boy

「僕は、ただ君に愛を注ぎ君の愛を受けるだけの存在さ。」

「lover」(男性の)愛人、情夫、恋人。深い仲になった恋人。

「your」でも「the」でもなく「a」としてある時点で「恋人」という訳は怪しい気がします。ただ一人、特定の「lover」ではなく、ここでの「lover」はsexする相手という意味だと思います。その他大勢いるかもしれない中での一人、という含みまで感じられますが…。

(Lover Boy / SMILE)


I'm always knocking on your door

「僕は君の心をノックし続けている」

「always」いつも、いつまでも、今までずっと。 「knock」トントンとたたく、ノックする。 「knock at〜」ではノックする対象に、 「knock on〜」ならノックの動作自体に重点が置かれる。 「door」扉、ドア、出入り口、玄関。

臆病な心はいつまでもドアを閉ざたまま。夏の鼓動にも気付かずに未だ目覚められない君。 ドアは心を閉じ込めるフタでもあるけれど同時に外界へ通じる出口でもある。 無理矢理連れ出すんじゃなく、自ら外へ出てくるのをずっと待っている。 きっと笑顔で待ってくれてる。そういうのって嬉しくない?

(風に消えないで / True)


I'm awakening in the new world

「真新しい世界で、僕は目覚めようとしている」

「awaken」「awake」目が覚める(自動詞) 「awake」「wake」よりも堅い言い方、精神的に目覚める、という比喩的な意味に多く用いられる。 「眠った状態から覚醒する」という、状態の変化を表す動詞なので、この場合の現在進行形は近い未来を指す。もうすぐ〜する、〜しようとしている

wake (up)、waken (up)、awake、awakenはどれも"目を覚ます"という意味を持ちますが、通常awake自動詞、waken・awakenは他動詞、wakeは自+他動詞、として用います。つまり、awakenは「○ I awaken you」(私は貴方を起こす)のように使うのが普通であって、「× I'm awakening」とはしないと思います。この詞の使い方は例外的です。

(New World / AWAKE)


I'm just singin' in the rain...with you

「今、雨に歌うよ・・・君と」

「singin'」=singing 「in the rain」雨の中で 「with you」君と共に

君の好きだった雨に包まれ、優しく暖かく耳に聴こえてくるあのメロディ、僕は君を心に浮かべてなつかしのメロディを口ずさみます。

(singin' in the Rain / HEART)


I'm not inclined to play with my friend

「友達と戯れに付き合うなんて、そんな気になれない。」

「be incline to 〜」〜したい。 「play」自動詞で「遊ぶ」。 「with+人」〜と一緒に。 「friend」友達

冒頭の日本語歌詞に意訳されてます。「誰かに誘われても、ついて行く気にはなれない」この概念が、この曲の全てを貫いています。

(賽は投げられた / Lies and Truth)


I'm so happy with love

「この想いの中で僕はあまりにも幸せなんだ。」

「so」とても〜。veryと同じような意味で用いるが、soの方は、より感情的な部分が多い。だから私は「とても」よりも「あまりにも」の方をよく訳にあてはめる。 「happy」幸福な、という意味の形容詞。 「with」 「love」愛情、愛

(I'm so happy / 風に消えないで)


In believing come with me

「君が僕と一緒に来てくれると信じている」

「believing that〜」〜であると信じている、「(you will)come with me」貴方は私と一緒に来るだろう

(LOVE FLIES / REAL)


in the air

「空気の中を」

「air」空気、大気、空中、空 「in the air」空中高く

空中高く、と訳すよりも、空気の中、とする方が、airの持つ透明感空気感が感じられていい気がする。

(In the Air / Tierra)


in to vivid colors

「鮮やかな色彩の中へ」

「in to」〜の中へ=into 「vivid colors」鮮やかな色彩

(Vivid colors / heavenly)


Inner-self is calling from the DNA

「内に眠る自己がDNAの奥底から呼んでいる。」

「inner」内側の、内部の、内に秘めた。 「self」自己、自分自身、本質、本性、自我。 「call」大声で呼ぶ、が原義。呼びかける、叫ぶ。 「DNA」デオキシリボ核酸(deoxyribonucleic acid)。遺伝形質の貯蔵物質。ヒトの遺伝子は、2本鎖DNAの中に見出される。

DNAとは結局ただの物質名でしかありません。その分子構造の中にアミノ酸の配列をコードしているだけの物質。DNAから作ることが出来るのも実は蛋白質だけなんです。 ヒト以外の動植物はもちろん、ウイルスにだってDNAを遺伝物質として持つものがいるくらいです。

けれど、そんなただの物質によってヒトは意思を持ち、本能を宿し、生きるための全てを生命の中に有することが出来ているとも言えます。

あらゆる生き物の持つ生存への欲求、その一つの表れとしての生殖本能。 DNAという遺伝物質によってプログラムされた生命体としての欲求を否定できないのは、ヒトも他の生き物も同じなのです。 下等生物も、ヒトのような高等生物も、DNAに支配されているというレベルでは、同等であるという事。

そういう意味で「DNA」という単語をとらえると、この曲の野性味が増してくるように感じます。

(THE NEPENTHES / REAL)


It is a destiny

「それは運命だ。」

「destiny」は運命。動詞にはdestine「〜する運命にある」があり、この語源は「神の下に(de)立つ(stine)」とある。 しばしば良い運命を指す。(悪い運命、宿命はfate

(ALL YEAR AROUND FALLING LOVE / REAL)


It look like white feathers

「"それ"はまるで白い羽のように広がっては落ちて行く」

「look like 〜」〜のように見える 「white」白い 「feather」(一本の)羽、羽毛(→風・速度・飛翔の象徴)

窓を開けると、太陽と風が部屋へと広がり、一瞬羽根が舞い上がります。けれど羽根は広がることなく落ちていく。空を見上げあそこまで行きたいと願う僕の祈りもまた、そんな「白い羽根のように」、一度舞い上がってはゆっくりと地面へ落ちてしまいます。そして僕は気付くのです、願いも叶う事は無く、結局僕はこの地につながれたままであることを。

翼から落ちた羽根は、天には届かない。翼を持っていても足をつながれたは、天には届かない。空へ羽ばたくことができるのは、自由な翼を持つ者だけ。

地面から離れられず舞い上がっては落ちてしまったItとは「Willyou,please」と願われた僕の祈りである、とあおりは解しました。

(White Feathers / Tierra)


It's an usual thing

「そんなの、よくあることさ。」

「usual」は習慣化したことを指す。いつもの、通例の。

(ROUTE 666 / REAL)


It's the end

「それで終わり。」

「end」は終わり、最期、限界、端。

(It's the end / ray)


It's time to fall

「堕ちる時だ、貴方も、私も」

「it is time to〜」〜する時間である。 「fall」自動詞。落ちる、倒れる

相手を呪う言葉なのか、それとも、自ら地獄の業火に身を委ねても相手を殺してやりたいと願う女の覚悟なのか。

(All Dead / Tierra)


It's time to say goodbye

「もう"サヨナラ"」

「it is time to〜」〜する時間である 「say goodbye」さよならを言う

サヨナラを言って欲しかったのか、言ってやりたかったのか・・・

(All Dead / Tierra)


it was a fine winter day

「それは晴れた冬の日だった。」

「fine」素敵な、天気の良い、などの意味の形容詞。

(All YEAR AROUND FALLING LOVE / REAL)


2005/08/08
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