L'Arc-en-Ciel(ラルク・アン・シエル)アンオフィシャルファンサイト

M ---Maybe happy〜My Wasted


Maybe happy I dare say I'm happy

「多分、ハッピー…あえて言うんなら僕はハッピーなんだろうけど。」

「dare」は動詞としては「あえて〜する、大胆にも〜する」。 「dare say」では「おそらく」。相手の話を一応受け取って「それはそうでしょうけど」と言う時にも用いる。

(STAY AWAY / REAL)


Maybe lucky I dare say I'm lucky

「多分、ラッキー…あえて言うんなら僕はラッキーなんだろうけど。」

「Maybe happy I dare say I'm happy」参照

(STAY AWAY / REAL)


maze

「迷宮、ラビリンス」

(milky way / HEART)


metropolis

「大都市」

metropolis大都市、主要都市、中心地、(植民地に対する)本国。 「metro(母なる)+polis(都市)が原義。」

(metropolis / winter fall)


Mew is Dead

「かもめは死んでしまった。」

「mew」かもめ 「dead」形容詞で、「死んでいる」。

(賽は投げられた / Lies and Truth)


My baby, don't think it's hard.

「愛しい君、難しく考えちゃダメだ」

「think A」Aだと考える、「be hard」難しい、硬い

どこに存在するかheaven」の質問について、「難しく考えてはいけない」と言う。簡単なことだよ、と。

(SEVENTH HEAVEN / KISS)


My body is unnecessary!

「肉体なんて、必要ない!」

「body」(soul、魂に対する)肉体 「unnecessary」不必要な、余計な、無用な

意識を「からだ」だと言い、意識や魂の器である「肉体」は要らないと言い放ちます。自己とは、領域(=肉体)を超えた存在であるのだから、限りのある肉体にはこだわるな、ということです。

(Inner Core / Tierra)

My heart draws a dream

「この胸は夢を描いてくよ」

「heart」心。「draw」線を引く、線で描く、引っ張る、引き出す。「dream」

(MY HEART DRAWS A DREAM / KISS)


My life I trade in for your pain

「運命の波に翻弄され、溺れる貴方を救いたい、例え私が死んでも」

「life」命、生活。「trade in A for B」AとBを交換するよう取引する、Aと引き換えにBをもらう

「私が貴方の痛みを譲り受けよう、この命と引き換えに」が直訳。

貴方に(例え私が)死んでも(誰かを/もしくは「私を」)殺めて欲しくもない、お願い」「明日へ立ち向かう貴方を守りたい」の部分の英訳にあたる。

「貴方」の殺めようとしている対象が「私」なのか、それとも別の誰か、かは知らない。どちらにしろ「貴方」にとって人を「殺める」という行為が運命に翻弄された「pain(痛み)」であるとしている。

"貴方が私を殺したとしても貴方の痛みは消えない。けれど本当の意味でその痛みを消せるのならば、私のこの命を差し出してもいいのだ"

(DAYBREAK'S BELL / KISS)


My wishes over their airspace

「未来への願いよ、支配を抜け、空を越えて天まで届け。鳥のように風に乗って。」

「wish」願い、「over〜」〜を越えて、「airspace」領空、空隙

本来、誰のものでもない大地や空には、「領地」、「領空」として境界が引かれ、人間の支配下に置かれ、争いの場となっている。大地のみならず空すら越えて行かねば、祈りは届かないのだ。

未来は誰にも打ち落とせない

この曲において未来願いは同義。それらは祈りの形をして、誰にも打ち落とせない鳥のように、無数の波を越え空をも抜けて、誰の支配も及ばない目指して飛び立つ。真っ直ぐに、振り向くことなく。

迷いはない。hydeの言う未来、願い、天へ届けたい祈りとは「争いよ止まれ」である。

(DAYBREAK'S BELL / KISS)


My Wasted Dream

「燃焼し尽くし焦げてボロボロな僕の夢」

「waste」消耗する、すり減らす、無駄にする、荒廃させる、「wasted」wasteの受身→消耗させられた→消耗した。形容詞的に使う。「dream」

詞の中では、よく「太陽に手を伸ばすこと」が"生命の達成"、"強く意思を持って生きる"ことの象徴として使われます。hydeにとって「太陽」とは、生命の根源であり絶対的支配者であり未来であり永遠であり憧れであり敵対者、いつまでたっても敵わないが敢えて追いかけ抗いたい存在、神とか父とか、そういう感じだと思います。

そんな存在が目の前で落ちる。軽く絶望です。太陽はいつでも彼自身の希望の投影だった(太陽=夢)と考えて差し支えないでしょう。

胸に抱いた希望には穴が開き、かつては火をあげて燃え盛った夢も今や焦げ付き、手を伸ばしても未来は僕をあざ笑うよう転がるばかりで指先にも触れない・・・。ってところで、キスして、と。せめて君の夢に眠らせて、と。hydeの詞において眠りと歌う場合、たいてい「逃避と癒し」を表しています。

(Killing Me / AWAKE)


2007/10/20
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