r *夜空の虹観測所*Observatry of L'Arc-en-Ciel*
L'Arc-en-Ciel(ラルク・アン・シエル)アンオフィシャルファンサイト

P ---Passing by〜Pulling back


Passing by real world

「現実を通り過ぎて」

「pass」ある地点を通り過ぎる、という自動詞。 「by」もののそばに位置する、という前置詞。

(TIME SLIP / REAL)


Passing by sweet times

「甘くやさしい季節を通り過ぎて」

「pass by〜」〜のそばを通り過ぎる。 「sweet」甘い、愛しい、やさしい。 「time」複数形を示す「s」がついているので、countableの名詞。timeの訳で数えられる表現は、時代、回、etc。日本には四季の移り変わりを時間の流れに例えたりするので、ここでは季節、と訳しておきます。

(TIME SLIP / REAL)


Peeping Tom

「覗き魔」

「peep」覗き見する、こっそり見る

「Tom」に特別な意味はありません。日本で言えば「太郎」みたいなものです。しょんべん太郎みたいなものです。

(Peeping Tom / DIVE TO BLUE)


perceive through the soul

「魂の叫びを聴け」

「perceive」五感、特に視覚によって知覚する、気付く。「per(完全に)+ceive(掴む)」が原義。 「through」〜を通して。手段を表す。 「soul」魂。精神。心。

(get out from the shell / STAY AWAY)


perfect blue

「全くの青」

「perfect」完全の、申し分ない。 「blue」青。憂鬱、とか、青ざめた、とか、エロい、とかのイメージも持つ。

(Perfect Blue / ark)


pieces

「かけら」

「piece」は、構成要素のひとつを示す。例えばパズルのピースは、パズルを構成する単位の一つ、ってこと。

(Pieces / ark)


pieces of you lie in me inches deep

「僕の中に降り注いだ君のかけらは、今も深く深く積もっていくよ」

「piece」かけら、構成要素「lie in」横たわる、そこに存在する 「inch」名詞だとインチは長さの単位。動詞では「少しずつ動かす、少しずつ苦労して進む」 「deep」副詞。深く、過度に

冬の雪は手のひらで儚くきらめいては溶けてしまったけど、今も胸に降り続く君への想いは、零れ出すことなく僕の奥深くに積もっていく。溜息優しさも失くしてしまった面影も、真っ白な風景の中に抱え込んだまま。

(winter fall / HEART)


Please don't Blame it on me

「どうか私を責めないでくれ」

「please〜」依頼・要求を示す前置詞。どうか〜、ぜひ〜 「blame A on〜」Aを〜のせいにする、責任にする

「突き刺さったままの情景」がいつまでも僕を責めさいなみます。「肌を切るより深い痕を残し」てしまった情景のことです。責めないでくれ、と言いながらも、罪を数え君を想う日々の中で僕は、十分その「責め」に苦しむのです。

(Blame / Tierra)


Please rise from the dead on earth with my last kiss

「どうか、私の最期の接吻でこの地によみがえってくれ。」

「rise from the dead」よみがえる。 「the dead」は通常、死者達、と複数形として扱われるが、古典的に一人の死者を指すことあり。 「on earth」地上で、この世で

(Butterfly's Sleep / ark)


Pouring my honey to you all night long

「俺の密を君に注ごう。夜の続く限り。」

「pour」〜を注ぐ、流し込む、浴びせる。 「honey」蜂蜜。 「all night(long)」で一晩中。

(THE NEPENTHES / REAL)


Promised land

「約束の地」

「Promised Land」なら、聖書に書かれた「約束の地」。神がアブラハムとその子孫に約束した地カナン「the promised land」だと天国、希望のある土地

では、最初だけ大文字でlandが小文字のこの単語は、その両方を指していることになるのでしょうか。HEARTrayarkの頃のhydeは歌詞も歌唱も神がかってて意味が解らないです。彼にとってはどっちでもいいこと、hydeは約束の地を揶揄してるのですから。

(Promised land / HEART)


pulling back the hands of time to the land of the purest

「時計の針が巻き戻り・・・けがれの無い、どこまでも澄み切った世界へ」

「hand」手、という意味の他、時計の針、という意味あり 「at the hands of 〜」〜の手によって 「pull back 〜」〜を後ろに引っ張る、引き戻す、後退させる 「land」海に対する陸(空に対するのはearth)、国、世界 「the purest」pureの最上級。最も純粋な(=混じりけの無い)、清い、(道徳的に)純潔な

handは、「手の形に似て指し示すもの」の意味において「時計の針」を指すことがあります。何か漠然とした力が時計の針を巻き戻し、傷ついた存在を「the land of the purest」へと運んでいく…。そこは、けがれのない、混じりけの無い、澄み切った世界。「透明な夢に眠る」と歌われるところの夢の世界です。

(眠りによせて / Tierra)


2005/08/08
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