L'Arc-en-Ciel(ラルク・アン・シエル)アンオフィシャルファンサイト

T ---take the〜trying in


take the pain away

「この痛みをどうにかしてくれ」

「take」〜を(近くから遠くへ)持っていく。 「away」遠く離れた 「take A away」Aを遠くへ持っていく、Aを取り除く。 「pain」痛み

(Spirit dreams inside -another dream- / SMILE)


tell me

「教えてくれ」

「tell A B」AにBを言う、AにBを教える。

直後の英詞「where I am now」がtell meの内容です。

(The Rain Leaves a Scar / heavenly)


The answer in a minute thirty one.

「答えは1分31秒後に」

「answer」解答、「a minute thirty one」1分31秒

丁度のタイミングを狙って「迷いはない、The answer's waiting under your feet.」が歌われる。

(SEVENTH HEAVEN / KISS)


The answer's waiting under your feet.

「答えは既に君の足の下で君を待ってる」

「be waiting」現在進行形で待っている、「under〜」〜の下、「feet」2本足(foot複数形)

失速せず、掴み取ろうと駆け回っていたけれど、結局「答え」は初めから足元にあった。ずっと上ばかり仰いでいて気付かなかった、実はずっと「楽園」の上に立っていた。

夜の闇に浮かび上がる青い惑星に息を呑む。"feel heavenly…まるで天国のように綺麗"。朝日が射していく。未来予想図の上、あぶり出しのように浮かび上がる幸福の絵には、…ああ、君がいたんだね。

「難しく考えなくていいさ」…そういうこと。「愛をつなごう」、そうすれば、かつて楽園において約束され、今は失った(と思っていた)永遠を、今この大地で結ぶことだって出来る。

楽園は「ここ」にあったのだから。地上の楽園が。創世記のリンゴ事件以来、受け継がれてきた「快楽」という人間のを転換しよう。我々は楽園より追い出されたのでない。楽園は「戻るところ」ではない。君次第。「君の足元で、君を待ってる」。愛をもって抱きしめあって、この大地に「楽園」を築いていこう。

(SEVENTH HEAVEN / KISS)


The color is singing

「ありとあらゆる色彩がこの世界に溢れ共鳴しているよ。」

「color」色、色彩。 「sing」歌う、鳴く、音をたてる。

(LOVE FLIES / REAL)


the Forth avenue cafe

「4番街大通りカフェ」

「fourth」4番目を表す序数。 「avenue」大通り、大街路、並木道。 「cafe」小さなコーヒー喫茶、軽食堂。

(The Forth Avenue Cafe / True)


the ghost in my room

「部屋に憑いたゴースト」

「ghost」幽霊「room」部屋

現世の扉を解き放ち、閉まるその扉を後ろに見送りながら鍵をも捨ててしまう僕。 「錆びついた鍵」で開ける扉は、かなり無茶しないと開かないだろうけど。亡霊のためにそこまで投げ打ってしまうなんて凄い。

(THE GHOST IN MY ROOM / 虹)


The love to you is alive in me, every day for love.

「君へのこの愛は、僕の中で息づいている・・・枯れない花のように。 季節が色を変えて幾度巡ろうとも、この愛は枯れない、二人の愛の為に」

「love to you」君へと向かう愛、「be alive」生きている、生き生きしている「everyday」毎日、「every」あらゆる、どの・・・も、あらん限りの、可能な限りの、「for」〜ために(目的・目標)

everydayが分離していることを考えると、たとえどんなことがあったとしても「あらゆる時、あらゆる季節、いつも変わらず」想い続ける、という意味合いが込められているのかもしれません。

花のように枯れない気持ちを「alive」と歌い上げるhyde。枯れない花は君への愛の為に、降り注ぐ木漏れ日のような優しさを湛えて毎日毎日咲き誇る。

かなわないならせめて枯れたい!と歌われた「flower」から考えると、既に達観の境地です。

(叙情詩 / AWAKE)


The nepenthes

「nepenthes」食虫植物、ウツボカズラ。

食虫植物とは、厳しい生息環境に適応するため、寄って来る虫を捕捉し栄養源とする植物のことです。このネペンテスことウツボカズラは、吊り下げた袋の中に消化液を溜め、袋の中に落ちた虫を消化・吸収してしまいます。「食虫」と言っても、植物に意思があるわけでもなければ、動き回るわけでもありません。食虫行動は、生存のため特異に発達したサバイバル能力なのです。

生命や種の維持のために最低限必要な機能を行使する時の衝動を「本能」と呼ぶなら、生物における生殖行為も食虫植物の補虫・食虫行動も、生命に宿った「本能」の表出だと言えるでしょう。ただ遺伝子に組み込まれた「生存機構」が機能しているだけという意味では、そこに植物、動物といった差などありません。

私が思うに、hydeはこのツボの形をした食虫植物を、女性の生殖器に見立てているのではないでしょうか。ねとつく酵素液を罠として落ちてきた虫を消化吸収してしまうネペンテスと、男性の生殖器を誘い入れる女性の。hydeはそのイメージを「ネペンテスのつぼの中に迷い落ち、溶かされていく」と表現しているのかもしれません。
【参考写真:ネペンテスと女性生殖器模型】

ところで「nepenthe」というつづりでは「悲しみや苦痛を忘れさせる薬」との意味があります。「the nepenthes」をthe+複数形で「全ての〜、あらゆる〜」と訳すなら、「悲しみを忘れさせるすべてのものを含んだ寝床に逃げ込む(性行為にふける)」という意味になります。しかしこの意味でこのつづりを取る場合発音がニペンシーなので、hydeの歌い方からするとちょっと外れるかもしれません(sをつけたときの発音はニペンシーズ)。

(THE NEPENTHES / REAL)


The real truth I realize

「ホンモノの真実というものに、私は気付いた」

「real」形容詞。本当の、本物の、現実の、実在する 「truth」真実 「realize」〜を悟る、はっきり理解する

それまで信じていた「真実」とは異なる、「本当の真実」に気付く。realizeは、本当のことを実感として認識すること

(Inner Core / Tierra)


The roses! fall down! then crush!

「薔薇の花だ!地面に落ちた!ホラ、つぶれた!」

「rose」バラ。最も美しい花とされ、人生の幸福・安楽の例え。 「fall」落ちる「down」動詞と結びついて下への運動を示す副詞 「then」順序を示して、それからすぐ、そのすぐあとで、の意味に。 「crush」押しつぶす、ぺしゃんこにする、という他動詞の他に、つぶれる、という自動詞の意味もあり。

なんとスピード感にあふれた使い方でしょう、英語ならではのリズム感があります。

ハイスピードで走り抜ける車。その道の脇に咲くのか、車から落ちたのか、真っ赤なバラの花が宙に舞う。―とその瞬間、薔薇の花はタイヤにひかれ、花弁を散らせながらつぶれてしまう。

乾いた空気、舞う砂埃、アスファルトから上がる熱気。そんな黄土色の景色の中、原色の花弁が裂かれた空気のすき間に舞う…。その1秒にも満たない瞬間の一コマ一コマが、映画のワンシーンのようにリズムよく切り取られて、鮮明に浮かび上がってきます。

ここでバラを持ってくるあたりも心憎いです。人生の幸福の象徴であるバラを蹴散らし、乾いた大地を突き進む。死神とのタンデム、死と隣り合わせに未来の見えない砂漠の中に夢を追う

ありきたりな幸せなどクソ食らえ!強くカッコいい!生き方を訴えた歌です。

(ROUTE 666 / REAL)


The soul says"welcome to the inner core of myself"

「魂が私に言う、"ようこそ、自身の内なる核へ"」

「soul」(肉体に対する)魂、精神、物事の本質的部分 「says」〜を言う(※発音は"セズ") 「welcome to〜」〜へようこそ 「inner」形容詞。内側の、内部の、秘めた、精神的な 「core」芯、中心部、核心 「myself」代名詞。私自身、私、本来の私

(Inner Core / Tierra)


The truth will be never shared to anyone

「真実を皆で分かち合うことなど決して出来ないのだ。/ 真実に対して誰もが同じ認識を持つことなど到底出来ない。」

「truth」真実、事実。 「never」=「not+ever」。 頻度を表す副詞。決して〜ない。 「share」分ける、(利害、感情、考え)を分かち合う、共有する。本義は「分割して共有する」

個人個人の持つ認識などそれぞれの想像の枠を出ないものだ、知ったふりをしていても、本当はどうだったかなんて他人には決して分かりこっないんだ、と言っているのでしょう。 だから想像の枠で必要以上に騒ぎ立てるな、他人の人生の選択に干渉しすぎるな、と警告しているのです。

せめてもの救いは最後の英語歌詞。「you will help us, we will help you

(bravery / REAL)


There's nothing left to say

「答えなんて見つからない、どこにも」

「there is 〜」〜がある「nothing」何も無い 「left」「〜を残す、そのままの状態にしておく」という意味の他動詞「leave」の過去分詞 「nothing left」残されているものは何も無い、の意。 「to say」不定詞の形容詞的用法で、直前の名詞に掛かって「〜するための〜」と修飾する。 「nothing left to say」で、「言うために残されたものは何も無い、言うべきことは何も残されていない」。

(Spirit dreams inside -another dream- / SMILE)


this night

「今夜」

(C'est La Vie / heavenly)


this time

「今この時」

(C'est La Vie / heavenly)


Time goes on

「時は過ぎ」

「Time」時間、時 「go(es) on」(時間が)経過する

(Time gose on / SMILE)


Time slip

「気がつくとこんなにも時が過ぎていた、まるでタイムスリップしたかのように」

「slip」滑る、すり抜ける、滑るように行き過ぎる

(TIME SLIP / REAL)


to your heart

「あなたの心へ」

虹とあなたの中で使われたheartという単語の意味を噛み締めてください。心へ何が注がれるのか・・・このアルバムを聞いて感じたものが、あなただけの答えです。

(あなた / HEART)


to your heart I need your love and care

「あなたの心へ・・・あなたの愛と思いやりが私には必要なんだ」

「heart」「need」〜が必要「love and care」愛情と思いやり

careには気遣い、世話、心配という意味がある。子供が親に対して愛情と共に欲するもの。

(あなた / HEART)


tonight,looking for the blood!

「今夜、君の情欲が眠る場所を見つけ出そう。」

「tonight」今夜「looking for」〜を探す 「blood」「looking for〜」「I'm looking for〜」で、近い未来、予定などを表す。

」の解釈については「tonight,want your blood」参照。 日本語詞「君の奥へ行こう」って部分とリンクしてます。

(Lover Boy / SMILE)


tonight,shaking!

「今夜、(君の欲情を)起こしてみせよう。」

「tonight」今夜「shake」揺さぶる、動揺させる、乱す

激しく揺さぶるつもりなんです。見せろ見せろ、といっているものを力づくで引っ張り出すつもりです。「優しく誘い出して」とか言ってるくせに〜。

(Lover Boy / SMILE)


tonight,shaking the blood

「今夜、君の衝動を呼び覚ましてあげよう。」

「tonight」今夜「shake」揺さぶる、動揺させる、乱す「blood」「shaking〜」「I'm shaking 〜」で、近い未来、予定などを表す。

」の解釈については「tonight,want your blood」参照。

(Lover Boy / SMILE)


tonight,want your blood

「今夜、君の情熱が欲しい。」

「tonight」今夜「want」〜が欲しい「blood」

直訳では「今夜は君の血が欲しい」。

なんとなく魔女の宅急便を思い出しました。スランプに陥り空を飛べなくなってしまったキキに友人が「今まではどうやって飛んでいたの?」と尋ねます。それに答えたキキのセリフが「・・・血なの」

過去から命の中に受け継がれてきたもの、という意味でよく「血」という単語を使います。実際は母親と胎児の間でさえ「血」自体の行き来は胎盤に阻まれて出来ないようになっているのですが、「血がつながっている」などの表現はよく使われます。

ここで言う「blood」とは、本能性的な衝動、という意味を指しているのではないかと考えました。

(Lover Boy / SMILE)


touch me please hurt me

「私に触れて。お願い、私を傷付けて。」

「touch」触る、タッチする「please」どうか〜(丁寧な命令文)「hurt」〜を傷付ける。

体の無い亡霊。触れることもかなわない彼女にとっては、傷を付けられることすら愛の表現。

(THE GHOST IN MY ROOM / 虹)


Trying in yourself

「自分自身でやってくれ」

「try」やってみる、努力する「in oneself」それ自体では、実際は、元来 「by(またはfor) oneself」独力で、ひとりで。

「in oneself」は、事・物に対し用いられるのが普通で「in itself」のような形でみることが出来ます。今回の歌詞の場合、直前の歌詞に「君の未来はあっち」ともあることから「君はどっかに行って、自分ひとりでやってくれ!」という意味で使っているのだと思います。「ひとりでやる、独力でやる」という意味の熟語には「by oneself」があります。「Trying by yourself」と同じ意味だと考えてよいと思います。

(STAY AWAY / REAL)


Trying in myself

「僕は僕でやるさ」

Trying in yourself参照。

(STAY AWAY / REAL)


2007/10/20
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